[イタリア]幼稚園事情
- スポンサーサイト(10/07)
- 2005-2006年度学期末 作品集1(07/02)
- ロン夏休み突入!(07/01)
- 母の日(05/14)
- 冬の作品集 L'inverno2006(05/01)
- Vacanza di Pasqua(復活祭連休)(04/15)
- プロジェット B.U.S 初日(02/23)
- Progetto B.U.S.(02/22)
2005-2006年度学期末 作品集1
夏休みに入ったので、パスクワ休暇後(復活祭)から今まで、
幼稚園でつくった作品が、大袋に入ってわたされました。

毎日帰ってきたロンに、「今日何したの?」と聞くと、
「えーと。パスタとお肉食べた。あ!あと人参もあったよー!」
と、相変わらず食べ物しか報告されておらず、
ろんま「お絵かきした?」
ロン 「した。」
ろんま「どんな?」
ロン 「おえかき。。。」と、
一応なにかしらやってることは分かったけれど、
毎日シャワーを浴びながら聞こえてくる歌う唄が違う為
「うたを中心に授業をしているのだろう」と思っていたが、
大袋の中身を見て、予想の量にビックリ。
「これ全部ロンが書いたの?」と聞くと、
「うん!そうだよ。」と得意げ。
大量なので、数回に分けて載せます。
↓ワクワクしながら袋を覗き込むロン

↓袋から出すと、なにやら見つけて取り出して
「Guardate questo! L'elefante. Si chiude e si apre..」
(「皆さんこれを見てくださーい! 象さんですね。・・・・」)
と声を1トーンあげて、おもむろに先生のモノマネを始めた(笑)

写真がいっぱいなので、続きに書きます
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ロン夏休み突入!
7月1日から9月初めまで、丸々2ヶ月だ。
日本の感覚からすると、「そんなに〜?!」と思うかも
しれないけれど、小学校以上は6月の2週目から
既に夏休みに入っているので、まだマシな方。
少し前のイタリアは、専業主婦が大半をしめていたようですが、
最近では共働きが主なので、イタリア語では『Centri Estivi』
といって、夏季学級とでも言うのでしょうか、サマースクール?
7月の1カ月間、幼稚園と同じ時間帯の午前7時半〜午後4時まで
子供たちを預かる施設があります。
もちろん有料ですが、この施設に預ける割合が増えているようです。
そのため、公園に連れて行っても、だーーーーーれもいない。
昨年このことを知らなかったので、
「夏休みに入ってるはずなのに、子供たちはどこへ行ったのだろう」
と思っていたが、そこで遊んでいたらしい。
家にいたとしても、直射日光の強い昼間は出さないのだけど。。
我が家もギリギリまで迷っていましたが、
エフィーも近所に住んでいて、まだ2歳なので預けられず
家にいるので、二人で三輪車で遊ばせておけば、お互い楽だし、
今年は7月中旬から私の母と、甥っ子姪っ子が来るので、
ほんの少しの辛抱だからと、結局申し込まないことに決めました。
申し込まないのを、フランのママとアニーのママに話すと、
フランのママが、
「最近耳にしたんだけど、隣町のCentri Estiviは、
うちの街の半額なんだって」と。
うーん。やることは一緒なのに半額とは、とっても魅力的。
でもそのくらいが妥当な金額だと思う。
2週間で食事付きで160ユーロはちょっと高い。
イタリアの基本月給が1000ユーロくらいとして、
1ヶ月丸々申し込むとすると3割くらいとられてしまう。
それでも、仕事をしている人にとってはベビーシッターを
頼むよりは安くつくので申し込まざるを得ない。
フランのママは既にうちの街のを申し込んでしまったけれど、
アニーのママはこれからだったので
「ちょっとそっちを聞いてくるわ」と言っていた数日後、
どうだったか聞いてみると、怒り気味に
「一度行ってみたら『担当者がいないから午後来てくれ』と言わ
れ、午後行ってみると『この電話番号に電話して詳しいことを聞
いてくれ』と。電話をして『明日の午後6時に来てくれ』と言わ
れたので行ってみたら『明日の10時にもう一度来てくれ』
だって
とんでもないわよ。もうこの街のに申し込んでくるわ
」とかなり怒り爆発だった。我が家も結局、隣町といっても、
ロンパの仕事場の方向ならもう少し考えたけれど、
反対方向なのでやめた。
結局、ロンには週に3回のスイミングスクールを申し込んだ。
2歳になる前、日本でプールに連れて行ったときに
既に大人用のプールで大喜びでバタ足をし始めたので、
プールは3歳になったらすぐに通わそうと思っていたけれど、
今年の冬は風邪やら中耳炎やらを患っていたので出来なかった。
とりあえず試しに2週間。
親は一緒に見られず、外で待機らしい。
最後の授業だけ中に入って、授業を観られるそうだ。
幼稚園生活に慣れたロンが、どれだけ家で遊べるか、
どれだけ日本語を覚えることが出来るか、
どんな夏休みになるか恐ろしい反面、楽しみだったりします。
せっかくコンスタントに記事をアップできるようになったのに、
夏休みに入ったので、またポツポツとしか書けないと思います。
文章より、写真を中心にアップしていければと考えてます。
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母の日
イタリアは日本と同じ5月の2週目の日曜日が母の日。
幼稚園からいろんなものを持って帰ってきました。
これは、先週の火曜日にロンのクラスが、
近所の保育園訪問に行ったときに、
保育園の子達がロンたちにプレゼントしてくれた
ペンネのパスタで作ったネックレスと、クッキー。

日本ではだいたい両親が働いている子は、
小学校に入るまで保育園に行きますが、こちらでは、
保育園は0歳〜3歳まで。3歳からは幼稚園(Scuola Materno)
になります。
今回の訪問で「チビッ子達と仲良く遊んでました?」と聞くと、
「この子達にとって目新しいおもちゃなどに夢中で、
小さい子と一緒に遊んであげるという感じではなかったけど、
練習していった歌を歌ったり、一緒におやつを食べたり楽しんでましたよ」とのこと。
写真がいっぱいなので、続きに書きます。
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冬の作品集 L'inverno2006
他の子供たちは昨年9月から始まったので、もう少し厚めでした。
L'INVERNO ANNO SCOLASTICO 2005/06

作品は続きをどうぞ
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Vacanza di Pasqua(復活祭連休)
水曜日の夕方、幼稚園に迎えに行くと、
ワゴンにプレゼントが用意されていて、
帰る子に担任の先生からプレゼントを手渡されていた。
ロンの帰り支度をして、お昼寝用の毛布と枕、お手拭タオルと
前掛けをたたみながらロンに、
「先生に『Tanti Auguri! Buona Pasqua!』って言おうか?」
というと、普段なら恥ずかしがって「いや」というのだが、
どうやらそれを言わないとプレゼントをもらえないと思ったのか、
蚊が鳴くような声で「Tanti Auguri. Buona Pasqua」と言うと、
担任のベッティーは他の子が言ったときとは違う表情をし、
「わあ!ロンが良いパスクワを!って言ってくれた!」という
顔をして喜んでくれた。
そして、ミニ卵型チョコレートとひよこの絵が入ったカゴと、
紙で作ったお花の中に卵から割れて出てきたひよこ入ったものを
ロンに手渡した。
わたしが「わー。かわいい!ロンが作ったの?・・そんなわけないか」
とひとり言のようにイタリア語で言うと、ベッティが
「何でそんな分けないの?彼らが作ったのよ」と。
私が「えーほんと!?すごーい!ロンほんとに作ったの?」と
聞くと、「当たり前じゃん」という得意げな顔でうんと頷いた。
それを大事そうに手に、家に帰った。

↓粘土で作った殻から出たひよこ入り紙のお花

↓ひよこ入り籠の中身のチョコレート

↓ポエム

ポエムの訳は続きに書きます。
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プロジェット B.U.S 初日
初日に参加したのは、2クラス(40人くらい)中、
15・6名と半分弱だった。
もちろん仕事で来られない人や、外国人で言葉が理解できない為に
参加できない人もいる。
最初の募集申込み用紙を見たとき、そう対してひかれるものは感じなかった。
ただ「時間もあるし話を聞いてみるのも良いかな」くらいの軽い気持ちで
申込み用紙にサインした。
申し込んだ人に対して渡されたプリントが、昨日書いた内容のものだった。
ここまで何を目的としてあるかと書いてあると、
「申し込んでよかったかも」くらいの気持ちになった。
ロンパも興味を示し、仕事の中休みを利用して参加できるかも。
と、珍しくこの幼稚園の説明会に前向きだった。
他にも両親揃って出席した人たちがちらほらいた。
会が始まり、自己紹介が始まった。
「○○クラス名○○生徒名の親です」から始まったので、
その時は、幼稚園が始まって一ヶ月しかたってなかったので
ほとんどの子供の名前を知らなかったが、
噂のトンマーゾの両親も出席していた。
自己紹介しながら、自分の育児への考え方、家庭環境、幼稚園に入る前と入った後の違いや今抱えている問題を各親とも説明していた。
半分近くの親の問題は『食事を食べない』だった。
その他「Capricci(我がまま)」や「弟や妹に対して意地悪をする」などでした。
トンマーゾも例に漏れず、両親が恥ずかしそうに
「私達がクラスでもほとんどの親御さんがご存知のトンマーゾの両親です。」
と自己紹介をし、彼も弟が生まれてから豹変したと話していました。
そんな感じで、家庭環境や両親の育児への考え方を聞いているだけで、
子供達へのイメージがガラッと変わった。
それまで「トンマーゾ」といえば、「暴れん坊」のイメージだったが、
両親の話を聞いてから「繊細な子」というイメージになった。
それだけでも、かなりこの集まりは効果があったように感じる。
親同士が考え方を分かち合い、意見しあい、「うちの場合は」という例も使い、
助け合うということは、親同士の信頼関係を築く。
しかもここに参加した人たちは、イタリアでは当たり前である
「人が話しているにもかかわらず、自分の意見をでかい声で言い始める」
ということをしない、とても珍しいわきまえた人たちだった。
だから、論争になることもなく、静かに人の意見を聞き、
先生方の意見をも聞き、質問したりとても和やかな感じだった。
私は特別これといって問題らしきものを抱えておらず、
初日のテーマが逸れて、皆「食事を食べない」に関してばかり話していたので、
「うちは食事に関しては、お刺身やお寿司といった生のお魚まで
喜んで食べるので、特別問題はありませんが。。。」
とここまで話したら一気に周りの空気が変わりドヨドヨとざわめいた。
食事を食べないことで悩んでいる親御さんからしたら、
魚を食べること自体ビックリするのに、
しかもいくら「寿司ブーム
」「和食ブーム
」と、かなり浸透したにしても、「生魚
」を子供が食べることは想像もつかないのだろう。確かに私ですら、近所の魚屋さんの前を通るだけで、
その臭いで気分が悪くなるのに、そこに売っている魚を焼いて食べろというだけでも
拷問に近いことで、それを生で食べることを想像しただけで
具合が悪くなるほど、ひどい臭いが漂っている。
それは、悪いものを置いているのか、下処理した内臓物が下水に貯まって
臭いを発しているのか、恐ろしくて入ったことがないので分からない。
ま、それはいいとして。
わたしが抱えている問題として、前にここにも書いたことがあるが
「挨拶をしない」ということを言った。
それは裏返すと「反抗期の対応の仕方」で、
本人は分かっているのに「わざとやらない」のだ。
まあ、対して重要なことでもなく、私自身も「いつかはするだろう」
くらいに思っていたことなので、そう重要視されなかったが、
その後毎回「挨拶するようになった?」と先生方に質問された..

食事に関して幼稚園のある先生が
『「飛行機がきたよ〜。ぶーーん」と言いながら、パクンと口に入れると
それまで味見すら拒んでいた子供でも食べるようになります。』
と言うと、専門家の先生方は
『それは幼稚園でのやり方であって、家庭での躾を教えながらの食事とは焦点が違います。』
など、手厳しい言葉も飛んだりし、この先生は「味見をしてみる重要性」を
強調したかったらしく、たまに言い合いになったりはしたが、
これらの専門家の先生方の話は、とても興味深かった。
が、彼女達は「一般的な例」を言うだけで、「こうしなさい」
「こうするべき」という断定した言い方は決してしなかった。
私が思うに、子供には個性があるので最終的に親がどういうやり方にするか判断する、
というこのやり方は正しいと思うが、イタリア人の親御さんにとっては
「こうするべき」という処方箋を出してもらいたかったらしく、
毎回参加人数が減っていった。
初日は食べ物に関して中途半端になってしまったが、
その時点で時間がきて終わりになってしまった。
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Progetto B.U.S.
『Progetto B.U.S』という育児についての相談会の最終日に行ってきた。
小児科医、精神科医、カウンセラーなどの専門家を幼稚園に招き、
担任の先生も一緒に、3・4歳の子供を持つ両親たちと一緒に、
日頃の躾や育児への考え方や問題の解決法を話し合っていく場を持つことで、
起こりえる問題を事前に対処できるよう話し合って、
子供達を市と学校と両親が一体になって育てていくというのが
このプロジェクトの趣旨だ。
1997年から始まり、まだ試験的な段階で私が住んでいる町を中心に
近郊の町の幼稚園でも行われている。
それまで5歳以上の親を対称にやってみたりしたようだが、
結局5歳までいくと、修正するには遅すぎるということで、
3・4歳の子供の両親を対象にするようになった。
話は反れるが、入園に当たっての説明会のときプリントが配られた。
その内容は入園を不安がる子供に対しての対応の仕方だった。
例えば『行きたがらない子供に対し不安がるようなことを言わないとか』、
『両親が自信を持って『大丈夫』と子供に言ってあげれば、
子供もそういう気分になる』
『親が余計な心配(お友達ができるか、喧嘩しないか、
ご飯を食べられるか、おしっこができるかなど)をすると、
子供はそれを感じ不安になる』などなど、
特別プリントを配るほどの内容でもないように感じながら読んでいて、
「ンなこと当たり前じゃん。この紙を「ホウホウ。なるほどー」って参考にする人はいるのか?」と思ったが、
今回他の両親達の話を聞いてると、結構そういう感じだった。
話をB.U.Sに戻すが、結局そういった「甘やかされた子供たち」が、
小学校に入ると一昔前に比べ、はるかに学習能力が下がっている事実が浮かび上がった。
「親の楽」のために、いつまでたっても夜寝るときの「オムツ」をとらないとか、
片づけが出来なかったり、集中力がない子供や、
「おしゃぶり」を4歳5歳になってもつけていたり、
『ベビーカー』に5歳くらいまで普通に乗っていたり。
街を歩いていると結構そういう場面に出くわして、ビックリするときがある。
そういった2・3歳の時期に終わらせるべきことが、遅れているせいで
十年前まで読み書きを教えていた小学校一年目は、
今現在「規則を守る」ことについてだけで、
一年費やさなくてはいけないくらいになってしまい、
読み書きをはじめるのは、二の次になってしまっているらしい。
だから「自立性を持ち、規則を守る」ことを、
小さいときに大人たちが協力し合って教えておけば、
その後の習得も身につきやすいということだ。
一応4回分のテーマは決まっていた。
・自主性と規律を守る
・食事
・就寝
・子供の攻撃性と対処
この4本の柱を軸に、
幼稚園の基本的な指導内容も添えて、
1.子供は家族、同年代の友達、家族以外の大人と一緒に、
多種多様な経験を経て、成長していく
2.「幼稚園に行くこと」は子供にとって楽しみであり、
「喜んで友達におもちゃを貸す」「様々のことに興味を抱く」
そして小さな簡単なことでも友達と力を合わせて一緒に
やり遂げることによって得られる、喜びを分かち合う。
3.「規律を守る」については、毎日
1遊びの時間
2お片づけの時間
3作業の時間 (工作や粘土、色を塗ったり貼ったり)
4お話をしたり聞いたりする時間
5お友達と一緒におやつを食べる時間
6着替え(着衣、脱衣)
7庭で遊ぶ時間
8大部屋で一緒にお昼寝する時間
9トイレの時間
10お昼を食べる準備をする時間
11ご飯を食べる時間
12両親を待つ時間
と、時間を区切って生活することによって得られる
自主性、規則性、規律性を育てるプログラム作り。
これらのことを踏まえて、毎回話し合いが繰り広げられた。
基本趣旨もかなりしっかりしているし、来ていた4人のプロの
先生方もしっかりした説得力のある人ばかりだった。
実際一昨年この街に引っ越してきたとき、5・6歳くらいの子供達が
とても素直に大人と接している印象を受けたのは、
このプロジェクトの成果なのかなと、今書きながら思った。
【ヨーロッパ一行儀の悪いイタリアの子供たち】の汚名返上になるかな?
長くなったので、今日のところはこのプロジェクトの説明だけにしておく。
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