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Medico di base

2006年06月06日(火)
イタリアの医療制度は日本と随分違います。

まずMedico di baseという形で、比較的近所のお医者さんを
主治医(ホームドクター)として割り当てられ、
救急のとき以外に病院へ行く場合、例えば検査とか専門医の検診などは、
全てこの主治医にリチェッタを書いてもらい、
病院での診察の為の予約をする。という流れ。
通常の診察の予約は2週間から1ヶ月待ち。
レントゲンとかそういった機器類は3ヶ月待ちなんてこともザラ.

ある日病院で脳腫瘍の検査をするため、
予約の日程を決めている中高年の女の人が、受付の人に
「1年後でなければとれません」と言われ、
『一年後では遅すぎます』と言うと、
「では、検査料を支払えば、3ヵ月後に予約を取れますよ」と。

最近では随分変わってきましたが、イタリアの医療は、
国が負担している為、出産費用も入院費用も全てただでした。
もちろん負担金は病気にもよりますが、
個人で病院に支払う額というのは、日本に比べて随分少ないです。
が、税金として医療費は既に支払済みなので、結局同じことなのですがね。。
しかしある程度の支払いをすれば(大体100ユーロから500ユーロ程)
優先的に検査が受けられるというシステムは、
いかにもイタリアらしいですよね。

みんなが検査のために20ユーロ支払えば、平等に検査が受けられるのに。
しかも、脳腫瘍なんて一刻を争う病気。
それを聞いてなんだか恐くなりました。

ちなみに小児科も同じで、専属の小児科医がいて、
その先生を通して、全ての検査や薬の処方が行われています。
(小児科医のことを書き始めると終わらないので、今日はやめておくことにします)

今回この街での主治医を割り当てられてビックリしたのは、
その先生の本職は「歯医者」さん。

歯医者さんが風邪の治療するの?
と、なんだか不に落ちない気持ちの中、
ロンパが何度か診察してもらう度にとても嬉しそうに帰ってきて
その先生の特徴的なローマ訛りで症状を説明していました。

ロンパはその先生をかなり気に入っていたようなので、
ちょっと風邪をひくと「歯医者行ってくれば?」と
冗談にならない冗談を言っていました。

前に住んでいたサロの主治医の先生は、
妊娠していたのでよくお世話になりましたが、
今のところに引越してきて今回の風邪をこじらすまで、
一度も会ったことがありませんでした。


何度か処方箋が必要で、主治医のところに行くたびに休み。
大体私が行くときは、ずるずる引っ張って
次の日から休みになるという金曜日がほとんどだったせいか(?)
行くたびに「金曜日はお休みします」という張り紙が
ドアに張られており、

「。。。また3連休取ってる。。」とブツブツ怒りながら、
毎回代わりの医者のところまで行くハメになるのです。

そして今回。
「今日いなかったら、よっぽど縁がないんだよ」
と言いながら家を出て、主治医のところに向かった。
マンションの一室にある診療所。

マンションの入り口を入り、
朦朧としながらエレベーターを待っていると、
なにやら男の人と女の人が話しながら階段を下りてくるのが聞こえた。
「・・・まさか、主治医でお出かけするんではないよな…」
なんて思っているとエレベーターが来たので乗り込みながらも、
どんな人か見てみようかと思いつつ、
そこまで体力をもちあわせていなかったため、
「そんな事あるわけないか…十室以上あるマンションで。。」
と言い聞かせ、ドアを閉めるときに聞こえてきた会話が、

「どうせ誰もこないし。。。。」







嫌な予感。。。




エレベーターが止まって、主治医のところのベルを鳴らす。

「・・・・・・・・」

もう一回
「・・・・・・・・・」

看板を見ると名前のところだけ残して、
歯医者の部分がガムテープが貼られて消されている。

「・・・これ?うちの主治医だよな…」
だんだん不安になってきた。

電話番号が書いてあったので、携帯から電話をしてみると
「トゥルルル・・・・・」中で鳴っている。

帰ろうかと思ったが、かなりしんどい状態だった為、
ロンパに電話をして、いつもの代わりの医者へ行くと伝えた。
そこでロンパと落ち合い、
待っている間ロンパが主治医のところへ電話をしてみると、
秘書が出て「具合が悪くなって、今朝帰りました」と言われた。


幸いロンパが何度か見てもらったお医者さんの方がすいていた。
一緒に入っていってロンパが説明すると、その医者が

「今日は彼(主治医)の代わりは僕ではないですよ。」と。

ロンパ「たった今、具合が悪くなったので帰ったそうです。
   秘書の方から先生に見てもらうように言われたのですが」

医者「いや。今日は僕の当番じゃないから診察しません(キッパリ)」

ロンパ「診察しないってどういうことですか?病人を目の前にして医者がそういうこと言っていいのですか?」

医者「そういう問題でなくて、今日は僕の当番ではないし、
   あなた方の主治医でもない僕が、なぜ診察しなくては
   いけないんですか?」

ロンパ「じゃあ今朝病気になって帰ってしまった
    主治医の代わりに誰が診察してくれるんですか?」

医者「僕じゃあないのは確かです。もう一人別室に先生がいるので、彼女に診てもらってください。」

ロンパ「(ブチッ)はあ~?こんな具合悪い病人を、
  あんなに20人近く待ってる列に並べというのですか?
  この病人を1時間以上待合室で待たせるんですか?

このやり取りを聞いていて、余計具合が悪くなってきた私は
ロンパに「もういいよ。帰ろう・・」とか細い声で言うと、
ロンパはもっと逆上して
「何が帰ろうだ!彼は医者なんだから診察しなくちゃいけない義務がある!!診察するまでここから出ないぞ!
とかなり燃え上がっていた。

医者もロンパの様子と私の声を聞いて、
診察せざるを得ないと感じたらしく、

「それでは仕方がないので、
 私の好意で診察してあげましょう
 私の好意ですからね。本当は診察しないんですよ。
 特別にしてあげます
と言って、私に座るように促した。

私の近くまで来ると、呼吸の仕方などから
「ハッ」と顔色が変わって、
さっきまで診察しようともしなかったのに、
いきなり動きが機敏になり、喉の奥を見て
「うわー。。こりゃひどい。。痛いねー。痛いでしょ。
(ロンパを診て)彼女、とても具合悪いですよ」と。。。
おいおい。。だから来てんじゃん。。


彼のあまりの態度の変わり方から、自分が病人なんだと悟って、
イタリアの薬でラリッても、ちゃんと飲まなくちゃダメだなと、
真面目に飲んだんですがね。




そして後日。。。
医者から「主治医と話し合って、検査をしに行ってください」
と言われていたので、今回は充分に電話確認をして、いざ出陣。

ここまでくると「意地でも主治医に会ってやる!」
と意気込んで、初めて主治医に会うことが出来ました

高級時計カタログ雑誌と、高級お色気雑誌(どんなんじゃって?)
が積まれておいてある待合室で待っていると、
また「歯医者さんで大丈夫なのかな~」という不安が。。。

ここまででも充分長くなってしまいましたが、
この先は続きに書きます。

【More・・・】

主治医の第一印象は恐そう。。。

先日の医者の口調が気になったロンパも一緒に来た為、
主治医にザーーっと病状を話し、診察。

第二印象は、とても要領のいい動き(もちろんいい意味で)。
へたな内科医よりも、とても信頼できる感覚を感じた。

どうするべきか指示の仕方も、とても理解しやすく速やか。

・・・が、ロンパが喜んでモノマネしていたように「ローマ弁」

考えてみると、ローマの人と話したことはあったけれど、
大体イタリア語を話していたし、ローマ弁を聞くのは
ほんのたまにテレビでくらいで、まず耳にしたことがなかった。
しかもテレビでローマ弁の人が話すと、字幕が出るし。。。

特別早口ではないので理解できそうだったけれど、
何とか理解しようと試みたが、ロンパの通訳が必要だった。。

それでも指示された通り、すぐ上にあるレントゲン医師のところで
(マンションの一室がレントゲンやさんだということにも驚き!)
予約を取りに行ったら「すぐ出来ます」と、
すぐレントゲンを撮ってくれました!
(さっき書いたようにレントゲンを撮るのも3ヶ月くらい
  待たなくてはいけないので、これにもかなりビックリ!)

次の日に出来上がり、その二日後にまた主治医のところへ。

レントゲン写真を見て『気管支炎だった痕がある』とのことで、
抗生物質は終わり、このままシロップだけ飲んでいれば治るから
大丈夫だよ。と、優しい笑顔で言われた。

この先生、予想外にとてもいい先生だった。
ロンパが診察後、嬉しそうにしているのが分かるくらい、
なんだか穏やかな気分にしてくれる安心感を持っている。

ロンパが代わりの医者に「診察しない」と断られたことを話すと、
「あいつは男の腐ったやつだ」
と公私共に性格の悪さを話し始めた(笑)

「これからは○○先生のところへ行きなさい。
  僕のグランデアミーコ(親友)だから」
という言葉も、横つながりの強いイタリアで普通の人が言うと
「ハイハイ.お友達ね..」と聞き流してしまうが、
この先生が言うと、
「あなたのグランでアミーコなら信用できる」
と思わせるものがある。

ところで。。。
本職の歯医者さんはどうなのだろう?

ついでに歯の掃除の予約を入れておいた。それが今週の木曜日。
何気に楽しみだったりする。

この先生に2度しか会っていないのに、
こんなに親近感を感じるのは、なぜだろう。。。と考えた。
何となく振る舞いや話し方の雰囲気がろんぱのお兄ちゃんに
似ている。

だからかなぁ・・・・と考えていると、
ふと一瞬ある時見た夢の一場面が
瞬間的に目の前に浮かんで消えた。

「・・?何でこの場面?」
この夢は覚えている。

前にも書いたことがあると思うけど、
サロに住んでいたとき見た夢。
「レストランを閉められてしまった」夢だ。
あの続きかそこらの場面で、
この瞬間に思い出した場面があった。

でもこの場面にはこの先生はいないみたい。
印象が強く残っているのは、
黒っぽいショートヘアの中年の奥さん。
この人がキーポイントっぽい。
誰なんだろう?

・・考えてても分からないのでそれ以上は考えませんが、
つい2日前も同じようなことが。。

考え事をしながら洗面所掃除をしているときに、
何の前触れもなくふとロンパの友達のテノとその彼女を
思い出したのです。
普段は遠いし休みの日が違う性もあり、連絡はほとんどとっていません。

彼らに会ったのは昨年の7月。
そのとき結婚しようかしまいか。。
(彼女は結婚したがっていたが、テノが伸ばし伸ばしにしていた)
というところだった。

そのとき「彼らは結婚しないのかなー」と漠然と考えていた。
するとその日の午後、昼休みで帰ってきたロンパが
「今日テノから電話があって、結婚するんだって」と。
しかも私が「私ちょうど今朝二人のこと考えてたんだよ。」
というと、ロンパも「自分も今朝考えてたんだよ!」と。

みなさんにも良くあることでしょうが、
今回はなんだか不思議な気分になりました。

この不思議な気分がこの主治医の先生とも感じたので、
もしかしたら何か縁があるのかもしれないなーと思う今日この頃。

とりあえず、本業の歯科治療が上手であることを願っておきます



あ。そうそう。
最初の医者に診察を断られた件ですが、主治医曰く
『彼にはそういうことを言う資格はない。登録やらなんやらの
ある程度の決め事はあるにしても、ほとんど毎回彼が僕の代わりになっているのだから診察して当然だし、代わりに診察することによって、彼はちゃんと手数料も受取っているから。
だから君(ロンパ)が強気で『診察するべきだ』といったのは
正しいことで、彼のケツをあげるには、
ある程度の罵声が必要になることは仕方がない。。』と。

医者との言い合いの後、私がロンパに
「すぐ血が上るから!もう少し冷静に話し合いということは出来ないわけ?」と怒っていたので、主治医からそれを聞いたロンパは、ホクホク顔。

「ね。だから言ったでしょ?ああいうやつはこういうやり方しか通用しないんだよ。まだまだイタリアのことを分かってないねー」
といわれました。
ロンパはニュースでそういうことが原因で命を落としたと
いうことを結構聞いたことがあったらしく、
『君のように「もういいよ。帰ろう」って帰って、取り返しのつかないことになったらどうする?怒りのぶつけどころがなく、
悔やんでも悔やみきれないよ』と。

ということなので、もしイタリアの病院へ行って
「医者がいない」とか、「診察できない」と言われても、
強気で言って診察して貰ってくださいね。



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【EDIT】   18:08 |  [育児日記]2006年 6月  | TB(0) | CM(5) | Top↑

コメント

うげ~~~ぢがりだ~(疲れた。の意)
な、長かった・・・。
(なら、読むなって?)
う~ん。イタリアじゃ、うっかり病気にもなれやしないね。

最初に出てきた嫌な医者、(しょうがないから、好意で診てくれたという)
まるで、京都人だね。
(私の周りにいる)京都人は、
普段はそんなに悪い人でなくても
何かと
「恩着せがましい」部分が顔を出すんだよね。なんだかさ~。ブーブー
それにしても、ロンパの怒りっぷり♪
かーっこいい~♪(真面目に)
いいよねー、そこまで熱く怒ってくれるなんてさ~。
PCばっか構ってないで、たまには
掃除しなさいよ。

デジャブ&2人が同じ事を考えていた。
ろんま、これ、多いね~。
何かをしようとする前、直感的に
(今だ!)と身体で感じたり
するんじゃない?
知ってるかもしれないけど、
ままりんがそうだよ。
わたしゃ、何も感じませんがね。

歯医者さん、前世からのつながりか
何かじゃない?




ねね |  2006.06.07(水) 15:58 | URL |  【編集】
大変でしたね。。
体調悪いときに、この主治医の代わりのような人に当たってしまうとは・・
しかし、医者と名乗る資格を剥奪してやりたいくらい、医者の資格(というより人間としてまちがっとる)の無い人ですね・・

それに引換え、この主治医さんは良い方でよかった!
もう本調子ですか?
毎日、はっきりしない天気の挙句に、気温の差も激しいので、お互い気をつけましょうね。
きっこ |  2006.06.07(水) 21:53 | URL |  【編集】
●きっこさん

ありがとうございます。
咳も出なくなくなって、随分調子は戻りましたv-221
この間何も出来なかった分、
ツケが今まわってきてます。。
なんだかバタバタの毎日。
来月の母と甥、姪の来伊の為の準備に追われています。
あと一息なんですけど、これが目途つかないとなんだか気分的に落ち着けません。。。。v-292
しかも、PCの調子が悪いし。。。

ほんと、温暖の差が激しいのでお互い
気をつけましょうね。。



●ねね
おつかれー。やっぱ、長かった?
変に切るより一気に書いちゃおうって書いたら長くなった。。。

前世と言うより、未来系で感じる。


>知ってるかもしれないけど、
>ままりんがそうだよ。

ふーん。知らなかった。
小さい頃、ままりんが魔法使いかと思ってた。だっていつも、車の中で私が頭の中で考えていて、「今運転中だから、話し掛けると怒られそうだからやめとこ」と思った瞬間、「なにが?」って、普通の顔で聞いてくるから、「なにが?って?」と聞き返すと、「何か話したそうだけど、運転中だから怒られると思ったんでしょ」とか、こんな感じでいつも話し始めるもんだから。

今は何で考えてたことが分かったか、理解できるけど。。


>PCばっか構ってないで、たまには
>掃除しなさいよ。

そろそろ本気出してやらないと、
堪忍袋の緒が切れそうよ。
「お母さんが来たら言いつけてやる!」って意気込んでるし(笑)
ろんま |  2006.06.08(木) 00:17 | URL |  【編集】
いい主治医に当ってよかったね。私も変えようかな...って気になったわ。特に私の主治医はいつのまにか住所を変えていて、どこに行ったのか分からないし...(一応張り紙があったけど、メモとらないでほっといたらなくなっていました...)
今度お医者さんのお名前教えてね!
で、これからは何かあったらすぐ診てもらってこじらすようなことはしないでね。ろんまさんとしばらく会ってないので淋しいRicciaでした!
Riccia |  2006.06.08(木) 20:46 | URL |  【編集】
Ricciaさん

そうね。。
昨日今日とすごいめまいで歩けないくらいだったもんで、歯医者にはいけなかったのは残念だったけど、ロンパは綺麗にしてもらって、上機嫌で帰ってきた。
やっぱり縁が無いのかなー?!
お肉屋さんの上だよ。

まだクラクラしてる。。。
今日はろんま家はえらい騒ぎだったわ。。
車がとうとう壊れてしまったぁー!!
あーあ。どうなることやら。。。
ろんま |  2006.06.10(土) 07:16 | URL |  【編集】
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