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a Faccia a Faccia

2006年03月15日(水)
やっとロンの水疱瘡も治り、幼稚園に復帰した昨日、
早速ミラノへ申請してあったパスポートを取りに行った。
駅で無料で配られている、簡易新聞のようなものを取り、
電車の中で読んでいると、一面がその日の晩に予定されていた
ベルルスコーニ(右派党首)とプローディ(左派党首)の
差し向かって決められた時間内に2人の報道関係者代表からの質問に、
決められた時間内に質問の答えや党の豊富、
イタリアの今後のあり方などを4月に行われる選挙に向けて語る
という5年前の総選挙のときにはベルルスコーニが優勢だった為
やりたがらず結局やらずに終わり、今回は劣勢の為、
国民の信用を取り戻そうと出てきた番組のことを大きく取り上げていた。

私もロンパも特別右派でも左派でもない。
誰がやっても同じだけど、ベルルスコーニには首相に
なって欲しくないというのは、5年前の総選挙から変わっていないが。。。

イタリアの政治家は、必要以上に取りざたされていて、
テレビをつけていれば、自然に政治家の顔を覚えてしまうくらい
タレント以上にテレビに出ている。
今は選挙前なので、一日のほとんど何処かのチャンネルで誰かの
インタビューが流されている状態だ。
ここまで政治に感心があるのに、全然変わらないこの国(悪くなる一方)を
不思議に思ったりもするが...

数年前にヴィチェンツアで知人にチェントロを案内しているとき、
中心の広場でかなりの人数の集まりがあった。
そのとき丁度、各地で労働組合のショーペロが相次いであり、
この集まりもそういったものだろうと思いながら歩いていると、
前から来る人にぶつかりそうになり、そのとき横から現れた
黒い服の人に思い切りどかされたので、「なんなんだ?この人?」と
振り返ってみたところ、どこかで見たことがある...
「誰だっけ?」と考えるとすぐに、左派の党首だった人だと分かった。
すごい勢いでどかされたのは、ボディーガードがやったことだった。
結構甘いマスクのこの人(名前忘れました)は、主婦に人気らしい。
帰ってロンパに言うとミーハーのロンパは
「うそー!良かったじゃん!」と羨ましそうだったので、
「確かにかっこよかったけど..会いたかったの?いつから左派になったの?」
と聞くと、「別に...」と普通の顔に戻った。
その時はまだ仲が良かった姑に電話で言うと、声色が変わり
「あら~」とときめいていた。
政治に関心がない人間でも、街中でバッタリ出会っても
分かるくらいタレント化している。

話は変わるが、この間の日曜日に国営放送局でベルルスコーニと
女性ジャーナリストが一対一で30分間話すという生放送があった。
そこで、ジャーナリストがある質問をすると、ベルルスコーニは
質問の内容を巧妙に摩り替えて、気が付くと全然別のことで
自分がアピールしたいことを話していた。
ジャーナリストが話しに割って
「この件についての答えはまだ聞いていませんが?」とか、
「これについてはどうおもってるのですか?」と聞いても
自分に不都合な質問なもんだから無視。
そのままひたすら自分の言いたいことだけ話しつづけている
(おいおい選挙演説の場じゃないんだから..)

そこでこの生放送は、出演者が二人しかいないのに、
ジャーナリストは質問を言い続ける、
ベルルスコーニは自分のいいたいことを言い続けるといった感じで、
二人で同時に話している状態になった。
ただでさえ聞き取りにくい状態の中、私の隣ではロンが歌を歌っているもんだから、
何を言ってるのかわかりゃしない。

そしてジャーナリストがベルルスコーニに質問の答えを言うまで
ずっと同じ質問を繰り返し聞きつづけた結果、
ベルルスコーニは立ち上がり、
「あなたのような素晴らしいジャーナリストは初めてです。
あなたは左派だから、右派の私の話を聞きたくないがために
ゲストの人間に話をさせないとなんて、
ジャーナリストとして恥じるべきですよ。」
と言い捨て握手を求めて、本番中に帰ってしまった。(おいおい
ジャーナリストも「あなたもジャーナリストの質問を的確に
答えられるよう勉強された方が良いですよ」と負けてなかった
そんなことがあった直後のこの重要な番組を、大きく取り上げないわけがない。

私は見るつもりはなかったが、ロンパが見始めたので
テレビの声が聞こえてくる。気になるので結局見はじめた。


【More・・・】

大体この番組、普段でさえ人の話もちゃんと聞けずに
自分の言いたいことを他人が話してる声にかぶっても
話しつづけるイタリア人に、時間を決めて話すことなんて出来るの?
というほうが、興味があった。

やはり最初のうちは時間をオーバーしても話しつづけていたが、
だんだん慣れてきたのか、数秒のオーバーで治まるようになった。
この放送を見て、やっぱりベルルスコーニは「キツネ」もしくは『へび』だ。
(イタリアではずる賢い腹黒い人を「come sarpente(蛇のようだ)』という)
彼が話していても、どうにも聞く気になれない。
彼が話す内容より、彼の回転の速い頭の中で
「どうしたら国民を信用させられるか=騙せるか」と
考えている内容を顔つきから想像したほうが楽しい。

何かというと『この5年間でいくらの収入があり、○%水準が上がった』
など、どこから出してきたか分からない彼なりの数字を言って、
彼が首相を勤めた5年間の実績をアピールしているが、
こっちとしては国民の生活水準が下がっている事実しか、
目先の興味はない。

いろんな言葉を駆使して「彼が言っていることは正しいかも」
と思わせる作戦を展開する彼にとって、
自分の言いたいことを2分半に凝縮するのは辛い状況だ。
かといって、この早口についていける人は右派の人くらいだろう。
数字を並べて、的を得ないことばかりの内容を、
彼らなりに都合よく解釈できるからだ。

おそらく国民の半分くらいの人たちは、
「何を言ってるんだろう?」と飽和状態の中、
彼の早口を聞き入って、彼のペテンに気づく人もいれば、
「こんなことを言うのはやっぱり頭のいい彼だからだ」と
勘違いするかどちらかだろう。

私がこの番組を見ていて気づいたことは、彼が眉カットをしたことと、
いつも「ここぞ!」というときに、同じネクタイをしていることくらいだった。
普段人の身なりや服装に全く興味を示さない、
私が気づくくらいだから、相当なものだ。

5年前の総選挙前の演説でもこの水玉模様のネクタイをしていたのをおぼえている。
「きっと彼にとって幸運をもたらすネクタイなんだろうね」
なんて話していた。

眉カットの話でロンパが、
「彼は身なりについては本当に気を使っているよ」といい、
話し始めたのが、彼が7年程前の修行時代に働いていたレストランに
ベルルスコーニが食べに来て、調理場に挨拶に来て皆で写真を
撮る際、
「あ。ちょっと待って。」と言って、ポケットからハンカチを出し、
テカリ防止のためにおでこと鼻の頭を拭いたという話をした。
たかが記念写真にそこまで気を使うなんて。。
そして彼の横には日本人のコックさんたちを来させ肩を組み、
「外国人と仲良し」をアピール。
そして彼がイタリア人コック達に言ったことは、
「僕も昔は一人の労働者として人の下で働いていた。
とても傲慢なひどい社長だったよ。これからはそんな国じゃいけない!
キミたち!そういう社長の下で働いてはいけないよ。
そんな経営者を見つけたら、そんなところはすぐに辞めなさい。」
と言っていたらしい。
ロンパが「その時は政治に全然関心がなかったから、
いい事言うなーって騙されてたけど、今そんなこと横で言われたら、
パスタ用のお湯を頭からぶっ掛けてやる!」と言っていた。。。

話が飛びまくっているが、結局この番組「A faccia a faccia」は
プローディの人間臭さに女神が微笑んだように感じる。
まあ、私はベルルスコーニが話し始めるとアレルギーに近い
条件反射のように彼が話している内容に関心が行かず、
ネクタイや、気合いを入れすぎてへんてこりんになった眉毛やら
彼の頭の中のことを考えていたので、
彼が言ったことはほとんど聞いていなかったが。。

最後までベルルスコーニは「2分半というこんな短い時間では、
私の言いたいことを全部言い切れない」と不服を漏らしていた。
ありとあらゆる言葉を使って信用をさせる、
ミラノ人特有のやり方では、この番組では全く意味をなさなくなってしまう。
そこが短い時間で簡潔に重要ポイントを絞るという
この番組のいい意味での趣旨であると思うのだが。。。

ここまで書いておいて何なんだけれど、
別にベルルスコーニを悪い人といっているわけではない。
ただ私にはどうにも彼が脳みそを駆使して使う言葉を
信用できないということだけ。

昨年の選挙で左派に軍配が上がったにもかかわらず、
首相の座を降りなかったのは、納得も理解できない。
何でみんな黙ってるんだろう?と。。。
ともかくあと数週間で選挙。
これでベルルスコーニが勝ったら、
私達はイタリアを出ることになるだろう。
あと5年首相の座に居続けられたら、
この国は取り返しがつかなくなってしまう。
と、私の個人的な考えはここまでにしておきます。

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【EDIT】   19:59 |  [育児日記]2006年<3歳>  | TB(0) | CM(4) | Top↑

コメント

そのインタビュー、ドイツでも報道されました。ただ、彼が退場する時にジャーナリストを「お前のキャリアなんぞ、これで終わりだ」と脅した、とも言ってたのですが、それは誤報の様でね。ダンナはインターネットで全部見たので、ドイツの報道には怒ってました。彼はベルルスコーニは大嫌いなのですが、ドイツでは必要以上に悪役に描いている、と言っています。
ベルルスコーニは自分が悪いのですが、ドイツでは大変悪評です。「西欧の独裁主義者」とも言われたりしてます。但し、ドイツのメディアは実際、かなり公平さを欠いている所もあり、特にイタリア報道に関しては自分の事は棚に上げてかなり辛らつです。ダンナはいつも怒ってます。
左派の連中がもっとしっかりしてくれればいいんですがね...
じゃじゃ |  2006.03.16(木) 10:06 | URL |  【編集】
初めまして!結構前にろんまさんのブログを見つけて読ませてもらっておりました。私にもイタリア人夫と子供がおり(2人)日本在住です。

夫からこのテレビの討論会?の話を聞いていたので大変興味深く読ませて頂きました。
ベルルスコーニ本当にうっとおしいですよね。夫はかなりの左寄り人間です。今回の選挙次第で私達の行くべき方向(日本に留まるかイタリアに帰るか)が決まるといっても過言ではないです。お互い夫をしっかり選挙に参加させましょうね!4月はどきどきですね。

それではまたお邪魔させてくださいませ。

Giada |  2006.03.16(木) 19:10 | URL |  【編集】
うちは居候の身でテレビが見れないのでみなかったですが、翌日は会社でもこの話題でも持ちきりでした。

中でも、ベルルスコーニは、イタリアには問題がないと断言したそうですね。一般市民はこのユーロ値上げに苦しんでいるというのに...

そもそも政治家になったのが、ブタ箱行きを逃れる為という人間が首相になって、いろいろ法律を自分の有利なように変えているし。v-217

どこの国でも一緒ですが、国民の事を考える政治家っていないのでしょうかね。

とにかく、ベルルスコーニがまた政権を握るようだと、うちも、イタリア脱出を考えないといけないかも...v-233
Riccia |  2006.03.17(金) 00:00 | URL |  【編集】
じゃじゃさん
なるほどー。必要以上に悪評が立てるのは何かと思いますが、「独裁主義者」という表現はある意味あってるような。
昔のムッソリーニとかナチスのような独裁主義でなく「現代版独裁主義者」ですね。自分の利益のことしか考えてない。という意味で。

>左派の連中がもっとしっかりしてくれればいいんですがね...

そうなんですよね。左派がもうちょっと団結してまとまってくれれば、いい仕事しそうな感じなのですが。。。

Giadaさん
はじめまして!
コメントありがとうございますv-290
日本にお住まいなんですね!いいな~e-267
特別イタリアに引越さなくてはいけない理由がない限り、とりあえず日本にいたほうが懸命ですよ。
ベルルスコーニが降りても、復旧にはしばらくかかると思いますし、これ以上悪くならないにしても復旧するのかも分かりませんしね。。。
選挙に関しては、ロンパは「一度も行ったことがない!」と自慢してました。
「自慢することじゃないよ。白票でもしてくればいいじゃん」と毎回言ってるのですが、仕事柄土曜日曜は休みではないので、結局行かず終いです。e-507
今回はどうかな?この討論会でロンパも私も左派を応援してます。
私自身、いつも車でラジオを政治家を別に聞く気もなくボーっとしながら話しているのを聞いていると、いいこと言うなーと思い「これ誰?」と聞くと、「君のお気に入りだよ」と、いつも同じ人でその人は左派の人(名前は覚えてませんが)。ということは、必然的に私は左派なんでしょうかね。ま、選挙権がないから関係ないですが。。(でも、最近話していた内容は「何年もイタリアに住んでいる外国人も選挙権を得るべきだ」と話していましたが)
ベルルスコーニが勝っちゃったら、うちはどこへ行くことになるのでしょうか。。
まだ決めてませんが。。

Ricciaさん
そうそう。彼の言うことはほとんど聞いてなかったのだけど、質問の内容によって『どう答えるかな?』と聞き耳を立ててたら、いつも不都合な点は「私だけの責任でなく、それを指摘しなかった左派も含めて国会全体にも責任がある」とかめちゃくちゃなこと言ってた。。おいおい。。
よくもこう、ぬけぬけとそんな事言えるわ。でも、彼が話せば話すほど墓穴掘ってるようにしか聞こえなかった。



ろんま |  2006.03.17(金) 21:40 | URL |  【編集】
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