スポンサーサイト

--年--月--日(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  * * * 絵本が作れる『お仕立て券』で
            世界にひとつのオリジナル絵本が作れます
 * * *   



↓ 記事を気に入っていただけましたら、ポチッと応援↓

  バナー 人気ブログランキング
 ↑ オ ネ ガ イ シ マ ス ~★ ↓

   にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
【EDIT】   --:-- |  スポンサー広告  | Top↑

ラッキーとミャオミャオ 2

2006年02月13日(月)
ラッキーとミャオミャオは日に日に仲良くなっていった。
たまに、私が手を滑らせてラッキーのご飯のカリカリキャットフードを
ばら撒いてしまうと、『王子様ラッキー』は元野良猫のくせに
「落ちているものを食べない主義」らしく片づかないので
ミャオミャオを入れると掃除機の如く、全部綺麗に片付けてくれた。
それを見て私が喜んでいる姿を見た二匹は、それぞれ思うものがあるらしく、
ラッキーは「あいつの方がいいのかなぁ」的な顔で私を見つめ、
外に行ってしまう。逆にミャオミャオは
「可愛がってもらうすべを知っている俺の方がかわいいんだ!
ここはもう俺の家だ」的な不敵な顔で我が家の玄関の内側で
丸くなって座っていて、ラッキーが来ると「何しにきたの?」
的なふてぶてしい顔をしながら猫パンチをしていた。

たまに家の中に入れて二匹を一緒に遊ばせたが、
やっぱりミャオミャオの方が強いので、ラッキーはだんだん玄関の
方に追いやられていくか、いつもの隠れ家に隠れる。
それでもたま~に二匹でじゃれて遊んでいた。
miaomiao


昼間は一緒に外に用意してあげた寝床で一緒に寝ていた。
子猫のときに使っていたようだが、我が家に来てからはほとんど
使ったことがない猫用の寝床。
家では「狭いから嫌だ」と言いたげな顔で使っていなかったくせに
ミャオミャオとはぎゅうぎゅうになりながらも一緒に寝ていた。
miaomiao


やがてロンが生まれて、ラッキーの世話すら出来ない状態が続いた。
幸い私の母が手伝いに来てくれていたのでご飯をあげたりしてもらうと、
ラッキーはご飯のときだけ母のところに行き、それ以外は私のそばを
離れようとしなかったが、ミャオミャオは要領がいいのですぐに
「飼い主さま~」とばかりに、母になついた。
そんな訳で、母にとってはミャオミャオがかわいくて仕方が
なかったらしく、日本に帰ってからも「ミャオミャオ元気?」と
ミャオミャオのことばかり心配していた。(ロンとラッキーは?!)

母が帰ってしばらくすると、ラッキーがボリボリ耳を掻き毟りはじめた。
かなり痒いらしくすごい勢いで掻いている。
そういえば、ミャオミャオも掻いていたなーと外を見ると、
彼もボリボリ掻いている。

とりあえずラッキーだけ獣医さんのところに連れていってみると、
「耳ダニ」と診断された。
特別人間には感染しないけれど、生まれたての赤ちゃんには
衛生上あまり良くないので、耳の中に入れる液体の薬を出してくれた。
外に出る猫だと、野良猫から感染するらしく、おそらくどこかで
感染してきたミャオミャオから移ったのだろうと言うと、
じゃ、その猫にもやらないと効果ないですよ。と言われた。
「スプレー式」のものとか、抱っこしなくてもできる治療法が
あるか聞いてみたが、「ない」ときっぱり言い放たれた。

とりあえずラッキーからと思い、ラッキーにそれを入れると、
飛び上がって嫌がり、家中走り回った。
そのうち液体の入れ物を持っただけで、逃げるようになった。
ラッキーは治まってきたものの、外では相変わらずミャオミャオはボリボリ掻いている。
そして、ラッキーが外に行き帰って来ると、またぼりぼり
掻き始めるのでこれはミャオミャオもどうにかしないとと何度も
試したが全然出来ない。
もう一度獣医さんに「ラッキーは治まっても、あの『家でご飯
だけ食べる野良猫』と一緒に遊ぶとまた移ってしまうらしいので、
どうにかしたい」と聞いてみると、
「こればっかりはどうにもならない。近づけないようにするしかない。
赤ちゃんのためにも」と言われた。
この「赤ちゃんのためにも」の言葉で、やはりやらねばならないか。。
と決心がつき、二匹が近づこうものなら「コラコラ、離れて離れてー」
と離した。二匹とも「何でこんなことするんじゃ」と言いたげな
目で私を見ていたが、とりあえず離れてしばらくするとまた遊びはじめた。
どうにもならないので、ラッキーを外に出さないようにし、
ミャオミャオにあげるご飯を少なくして、他でくれる人を探すよう促した。

前に住んでいた家の造りは、玄関を入ってすぐに居間になっていたが
その居間と玄関の間にガラスの引き戸があった。
いつも二匹は引き離された恋人同士のようにガラス戸越しに見つめあってた。
(私が思うに、玄関とガラス戸の間の方が、外より暖かい為
ミャオミャオはラッキーに会う為というより、暖を取りに来ていた)
miaomiao

lucky&miaomiao


そうこうしているうちに、春になって随分暖かい日が続くようになった頃、
だんだんミャオミャオは夜しか寝に帰ってこなくなった。
相変わらずぼりぼり掻いて、耳のところから血が出てきていた。
どうにかしてあげたいのは山々だが、どうにもならない。

ある小春日和の晴れた日、珍しく昼間ミャオミャオがどこからか帰ってきた。
ちょっと疲れた様子。「ミャオ」と言いながら、ラッキーに近づいたので、
いつものように二匹を離すと、ミャオミャオは走って行き、
ちょっと離れたところからクルッと振り返った。
「ミャオ」と寂しげな言った顔つきを見て、ふと可哀相になったが、
「ほら、行きなさい。バイバイ!」と言うと、ラッキーの方を見て
「ミャオ」と一言挨拶して行ってしまった。
ラッキーは心配そうな顔つきで私を見た。(もともとそういう顔なんだが)

その日以来、ミャオミャオはぱったりと帰ってこなくなってしまった。
いざ帰ってこなくなると、心配になって交通量の多い道路が
目の前だったため嫌な想像ばかり頭をよぎったが、
ロンパはその道路を毎日使っていたので、「それはない」と言っていた。
「耳を掻きすぎて、ばい菌が入ってどこかで死んじゃったってことは?」
とかいろいろ考えたが、とりあえず
「どこかでかわいがってくれる人を見つけたか、暖かくなったので
良い場所を見つけて、冬になったらまた戻ってくるかも」と思うようにした。
がその後、私たちは1年半住んでいたが、一度も帰ってこなかった。

  * * * 絵本が作れる『お仕立て券』で
            世界にひとつのオリジナル絵本が作れます
 * * *   



↓ 記事を気に入っていただけましたら、ポチッと応援↓

  バナー 人気ブログランキング
 ↑ オ ネ ガ イ シ マ ス ~★ ↓

   にほんブログ村 子育てブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
【EDIT】   19:19 |  [ねんねこラッキーの生活]  | TB(0) | CM(2) | Top↑

コメント

なんか、しっとりと悲しいお話ですね。動物も別れる時にはきちんとお別れを言いに来るんですよね。
ノラや半ノラは治療をさせてくれない子が多いので大変ですよ。ポピーノガットは私には大人しく(文句をタレながらも)治療をさせてくれたので、苦労しなくてすみました。
じゃじゃ |  2006.02.16(木) 09:37 | URL |  【編集】
じゃじゃさん。
そうですね。ラッキーだけ痒くなったらちりょうしてれば済む問題であれば、放っておいたのですが、ロンが生まれたてで、衛生上も薬も新生児にとっては「よくないもの」だったので、仕方のないことでしたが、いまだにミャオミャオのことはたまに思い出します。
今度ベーにゃんの彼女だった子の話も書きますね。
ろんま |  2006.02.16(木) 20:22 | URL |  【編集】
コメントを投稿する
URL
コメント
パス  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示
 

トラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
 | HOME | 

ブログ内検索

プロフィール

最近のコメント

メールフォーム

Skype & Music

ブロとも申請フォーム

「スポンジ・ボブ」の時計型ブログパーツ

ブックマーク

本屋さん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。