男の子と女の子の接し方の違い
澄みきったいい天気だった。
大体普段は晴れている日でも、昼頃から日が出てくるので、
午前中は芝生がぬれているので遊ぶとすぐに服がビシャビシャになってしまうが、
この日は珍しく朝から「晴れ」と分かる明るさで、9時前から青空が広がっていたので、
買い物は後回しにして公園に直行。
私たちが公園に着いたときに遊んでいたのは、ロンより少し小さい女の子と
ジュディオング似のお母さん。
普通外国人が来たときの反応が、イタリア人のお父さんお母さんは二手に分かれる。
「外国人が来た・・」という目をする親の子どもは、もちろん子どももそういう反応をするから
近寄るどころか挨拶すらしない。
もう一方は普通に接するタイプ。こういうタイプの親の子どももやっぱり、
親と同じですぐに挨拶をしたり名前を聞いてきたりする。
ロンは1歳くらいのときから、そういうタイプを感じるらしく(ロンだけではないと思うけど)、
前者のタイプの子ども達とはいくらほかに誰も一緒に遊ぶ子がいなくても遊ぼうとしない。
それどころか「ママ-。お買い物行こう。」といって、スタスタと公園を後にする。
金曜日にいた親子は後者の方だった。ロンもすぐに一緒に遊びたがり、
まだ2歳になったばかりのその女の子の後ろを一生懸命追いかけて、一緒に遊んでいた。
葉っぱを拾ってきてはあげたり、枯葉の山を作ってその子を喜ばせたり。
その子が笑うとロンも嬉しそうに笑っていた。
そのお母さんともとても話が弾み、知育や2ヶ国語教育について話し、
彼女も「漢字」を子どもに教えたいと思っていることや、フラッシュカードを使ったやり方を
実践しているという話になった。
その後その親子が帰る頃になり、私たちはメールアドレスを交換して近いうちまた合おうということにした。
子ども達二人とももっと遊びたがっていたが、私もいいかげん買い物に行かないと、
お昼の12時すぎになってしまったため、メルカートは閉まり始めてしまう。
そこに前からたまに公園で会ったロンと半年違いの男の子デニーと、お母さんが来た。
ロンはデニーを見るとすぐに女の子に「チャオチャーオ!」と言って走って
デニーの所に行ってしまい、置いてけぼりを食った女の子は仕方なく自転車に乗り込んだ。
ロンとデニーはすぐに滑り台に走っていき、ロンが先に上まで着くと大股を広げて
いつもの「これ僕の!登ってきちゃダメ!」と言い出した。
私が「何いってんの!それロンのじゃないよ。みんなで遊べないなら帰るよ」
と言うと、ダッと走って滑り台から滑り降り、すぐにデニーに追いついた。
そこでまた、デニーを抜かして前に行き「ここから入っちゃダメ!」と意地悪を言う。
さっきまで、大人しく可愛らしくキャッキャ、キャッキャ女の子と一緒に
仲良く遊んでいたロンがここまで変わるものかと思ったが、よく考えてみると、
前日エッフィー(もうすぐ2歳の男の子)にも同じことをやっていた。
そしてその対応の差を確信できたのは、昨日一緒に遊んだ4歳の女の子とも、
彼女が喜ぶように2歳の女の子と遊んでいたように楽しそうに一緒に遊んでいた。
見ていてすぐに分かる違いは、走り方。
男の子と走っているときは、競争しているかのようにゴールめがけて一直線。
女の子と走っているときは、リードして走りながらも後ろを振り返り遅れているとゆっくり走り、
転んじゃってたりすると戻って起こしてあげたり。。
なんだか人間ってすごいなーと感心してしまった。
そんなこんなしているうちに、結局1時まで遊んでいたため、買い物は出来なかった。。。
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